水産分野

水産分野

水産分野の取り組み

○「ゼロカーボン北海道」の実現に向け、各種分野での取組が進められている中、水産分野ではCO2の新たな吸収源として、「ブルーカーボン」への期待が高まっています。ブルーカーボンとは、海域で吸収・貯留されている炭素のことで、海藻藻場(アマモなど)やマングローブなどの植生のある浅海域の堆積物中に貯留されているほか、大型海藻場(コンブ、ホンダワラなど)は、その場には堆積しませんが、流出し深い海底などに長期的に堆積することなどが知られるようになってきており、吸収源対策において特に重要な場と考えられています。

○留萌管内の各市町村はすべて海に面しており、漁業が盛んでウニ・ホタテ・エビ・サケ・ニシン・タコ等の様々な水産物が水揚げされており、それに伴う水産加工業も主要産業の一つとなっています。そこで藻場を造成することで海藻等の光合成が活発に起こり、ブルーカーボンに寄与するとともに水産資源の安定により北海道の豊かな海を守ることにもつながると考えています。

○留萌振興局では、令和4年11月に国や市町村、漁業関係者等で構成する「留萌管内ブルーカーボン推進検討協議会」を立ち上げ、情報の共有や留萌管内の取組の紹介を行い、地域におけるブルーカーボン推進に向けた機運醸成や取組の推進を図っているところです。

令和5年度の取り組み

令和4年度の取り組み

北海道全体での取り組み

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