海岸線を走るオロロンライン、天売・焼尻の離島ならではの大自然、ニシン漁文化が栄えた時代の色を残す歴史的建築物や街並み、日本海に沈む夕陽など、日本海に面した「るもい地域」ならではの景観をお楽しみください。
留萌市
○黄金岬海浜公園○
留萌の夕陽は、日本の夕陽百選にも選出される代名詞です。時間が経過するにつれ、移りゆく色彩と水平線や黒くきらめく水面はまさに絶景です。
かつてニシンを満載した船が往来し、その姿は黄金をちりばめた「一越し千両」の浜に見えたことから「黄金岬(おうごんみさき)」と呼ばれるようになりました。
○礼受牧場○
5月下旬から6月にかけて、一面の菜の花を楽しめます。菜の花の奥に見える海と留萌のまち、空の青と菜の花の黄色のコントラストが美しい留萌の名所です。
○気嵐(けあらし)○
厳冬期である1~2月頃のマイナス20度にもなる寒い日に、水面から湯気のように霧が立ち上がる現象のことを「気嵐」といいます。大気の温度より水面の温度が高い時、陸上の冷たい大気が海上へゆっくり流れて海面から水蒸気として蒸発し、大気によって急激に冷やされることによって起こる現象です。
増毛町
○増毛町歴史ふるさと通り○
ニシン漁文化で栄えた時代の面影を残す増毛町には、明治時代に建てられた木造建築が今もなお残されています。旧富田屋旅館、増毛駅、駅前観光案内所等があります。
小平町
○にしん文化歴史公園○
道の駅おびら鰊番屋と国道をはさんで向かい側に広がる公園は、アーチを描く大きなモニュメントに松浦武四郎の銅像と夕陽が映えるスポットです。
苫前町
○上平グリーンヒルウィンドファーム○
広々とした丘に全高60m以上にもなる風力発電群が、日本海の浜風をとらえて軽快に回る姿は絶景です。ぜひ、オロロンラインをドライブしながらお楽しみください。
○古丹別緑ヶ丘公園○
留萌管内随一の桜の名所。シーズンには約1000本の桜のほか、ツツジ、コブシが一斉に咲き誇ります。毎年5月中旬頃には、古丹別緑が丘公園桜まつりが開催され、花見やステージイベントを楽しみながら、ジンギスカンを食べることができます。
羽幌町
○はぼろバラ園○
道の駅ほっと・はぼろの1施設であるバラ園では、北方系のバラを中心に、他ではなかなか見ることのできない希少種を含む約300種類、約2000株のバラが、夏から秋にかけて順に咲きます。彩り豊かな花と上品な香りをお楽しみください。
○天売島 赤岩展望台○
どこまでも広がる日本海を一望できる展望台。天売島のシンボルとも言える海抜48mの垂直岩「赤岩」は、国内唯一のオロロン鳥の繁殖地となっています。
○オンコの荘(しょう)○
焼尻島には約5万本ものオンコの木が自生しています。中でも、オンコの荘は、普通のオンコの植生とは異なり、日本海から吹き付ける強い風や雪の重みで上に伸びることができず、枝を広げ低く独特な形に育っています。焼尻島の厳しい自然環境が作り上げた芸術品です。
○めん羊牧場○
焼尻島の中央部に広がる敷地にサフォーク種の羊が飼育されています。羊たちがのんびり草を食む姿はとても可愛らしく、心癒やされるひとときを過ごすことができます。また、外敵が存在せず、ストレスフリーでのびのびと育つサフォーク種の羊肉は「プレサレ」と称され、高級フランス料理の食材としても人気です。8月初旬に開催される「焼尻めん羊まつり」では、新鮮な海鮮とともに貴重な羊肉を味わえます。
初山別村
○みさき台公園○
天売島と焼尻島、そして利尻島を一望することができる、高台にある公園。キャンプ場や道の駅、温泉、天文台など多数の施設が隣接し、階段を降りた先の海岸には金比羅神社があります。
○金比羅神社○
海中に建立された鳥居がそびえる神秘的な風景が楽しめます。朝と夜で雰囲気の異なる姿を見せ、特に夕陽と重なる瞬間は写真におさめたくなる絶景です。
遠別町
○遠別川河川公園○
川の地形をうまく活用して作られた公園。「風と夕陽のモニュメント」から見る夕陽は人気のスポットです。
○金浦(かなうら)原生花園○
日本海と利尻富士を背景に、5月から6月にかけてエゾカンゾウが咲き乱れる姿を堪能することができます。
天塩町
○天塩川河川公園○
目の前をゆったりと流れる天塩川と、日本海の向こうに利尻富士が一望できます。夕暮れ時には、海と川面がオレンジ色に染まり、幻想的な光景が広がります。