夏の熱中症等対策声かけ期間

近年、夏季の高温化に伴い農作業中の熱中症リスクが高まっていることを踏まえ、農林水産省では7月1日~9月30日を熱中症等対策声かけ活動の強化期間に設定しました。
「いのちをうばう、夏のひとり作業」をキャッチフレーズに、農作業における熱中症の危険性や基本的な予防行動について周知し、熱中症の未然防止及び農作業安全意識の向上を図ります。
本道でも、関係機関、関係団体と連携し、農作業中の熱中症の未然防止及び農作業安全の啓発に取り組んでいます。
農作業における熱中症対策
近年、記録的な猛暑が続いており、農作業の熱中症のリスクが高まっています。事前の備えと作業中の適切な対策で防ぐことができます。ご自身や周囲の仲間の安全を守るため、まずは以下の「熱中症対策」を確認し無理のない作業を心がけましょう。
~北海道公式X(旧Twitter)で「熱中症警戒アラート」を発信します!~
危険な暑さをいち早く察知して対策に役立てていただくため、アラート情報などを北海道公式Xで随時お知らせします。ぜひアカウントをフォローし、日々の農作業の安全確認にご活用ください!
農作業前の熱中症対策
暑熱順化
・暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れ、熱中症に強くなります。
・気温が高くなる前の時期から余裕をもって暑熱順化のための活動を始め、暑さに備えましょう。
プレクーリング
・体温が上がりすぎると、体温調節機能・心肺機能・中枢神経系の機能が悪くなり、熱中症になりやすくなってしまいます。
・農作業中の体温上昇を抑制する対策として作業を始める直前に身体を冷やすと効果があるといわれています
農作業中の熱中症対策
・高温下での長時間作業を避け、「こまめな休憩と水分・塩分補給」を行い、「絶対に無理をしない、頑張りすぎない」ことが大切です。
・水分補給は、発汗によって失われた体内の水分を回復・維持し深部体温の上昇を抑えます。塩分(ナトリウム)などの電解質と糖質を含んだ飲料は、水分吸収を早めるため、意識的に摂取するよう心がけましょう。-20分おきに休憩、水分・塩分補給-
・涼しい日陰などで作業着を脱ぎ、体温を下げましょう。
-20分おきに休憩、水分・塩分補給-
・涼しい日陰などで作業着を脱ぎ、体温を下げましょう。
・のどが渇いていなくても、20分おきに毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう。
-単独作業は避ける-
・熱中症になってしまった際、早期発見、対処が大切です。
・できるだけ単独での作業は避けましょう。単独で作業する場合も、家族や従業員等が定期的に巡回を行うことにより、定期的に確認できる環境で作業しましょう。
-熱中症対策アイテムの活用-
・農業は暑い環境で作業することが多く、熱中症リスクの高い業種です。
・熱中症対策として、アイテムを活用することでリスクを下げることができます。
・涼しさを感じながら作業を行うことができます。例えば、ファン付きウェアやネッククーラー等があり、どちらもホームセンター等で購入できます。
・また、ファン付きウェアについては、濡らしたインナーを内側に着用することで、より効果的に身体を冷やすことが期待できます。暑い時間帯の作業が避けられないタイミングで活用しましょう!
・農作業中、ヘルメットや帽子を着用する機会も多いと思います。 通気性のあるものや熱を逃がしやすい素材のものを選び、頭部に熱がこもらないようにしましょう!
・スマートウォッチといったウェアラブル端末には、体表温度とその熱の流れから身体の状況を判断し、アラートを発信できるものもあります。作業中に装着し、危機をより早く察知できるようにしましょう!
熱中症になったときの応急処置
・熱失神のような軽度の熱中症であっても、周りの環境や状況によって、応急処置等をしないと重症化する可能性があります。
・立ちくらみや脱力感等の熱中症の症状を感じたら、すぐに「作業を中断」し、「応急処置」を実施することが大切です。
・早い対処は快復への近道、疑いを感じたらすぐに対処しましょう。
①作業を中断
(代表的な症状)
・汗をかかない、体が熱い
・立ちくらみ、吐き気、頭痛
・脱力感、判断力低下
②応急処置
・涼しい環境へ避難
・衣服をゆるめ体を急速冷却
・水分・塩分を補給
③病院へ
応急処置をしても症状が改善しない場合は医療機関で診療を受けましょう!!
熱中症警戒アラートに注目!
・熱中症警戒アラート(熱中症警戒情報)とは、熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして発表されます。
・令和6年度からは新たに熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)も、広域的に過去に例のない危険な暑さで人の健康に係る重要な被害が生じる恐れがある場合に発表されます。

