12月7日、留萌農業改良普及センター南留萌支所では、地域農業研修の一環として「気象の知識と気象情報の利活用」をテーマに「気象情報利活用セミナー」(場所:留萌振興局2階講堂)を開催しました。
地域の農業者8名を始め、関係機関等約30名が出席し、3題の講演に耳を傾けました。
気象情報を有効に活用していくことで、農業にも役に立つ内容の講演でした。
講演の内容は、
「今夏の記録的な高温・少雨と農業に役立つ気候情報の紹介」
(札幌気象管区地球環境・海洋課 予報官 今井 達也氏)
1.気象変動の現状
2.2021年6月下旬からの少雨と7月から8月にかけての長期間の高温について
3.農業に役立つ季節予報について(季節予報の見方など)
4.気候情報利活用事例の事例の紹介
「オホーツク高気圧について」(旭川気象台 次長 山田 豊氏)
1.平成15年(2003)年夏の低温と日照不足
2.平成15年(2003)年の留萌の夏
3.オホーツク海高気圧
「農業試験研究への気象情報の利用について」
(北海道立総合研究機構 上川農業試験場 研究部生産技術G 研究主任 齋藤 優介氏)
1.本年の気象経過と作物の生育
2.気象データから水稲多収地域を探る
3.気象変動が北海道農業に与える影響
今井氏
山田氏
齋藤氏