北海道遠別農業高校はこれまでASIAGAP認証に取り組んでおり、今年はもち米について審査を受けました。普及センターは事前に書類確認や内部監査などの支援を行い、当日の審査に立会しました。
本年の審査では生産科学科の2年生13名のうち、代表生徒2名が審査員による受け答えを行いました。書類審査では農場管理のマニュアル、作業記録、在庫管理記録などの関係書類について説明が求められました。
現場審査では農薬の保管状況やほ場の様子などが審査され、無事に審査を終えました。
生徒たちからは、「何が出来ていて何が足りないかを、審査員の評価により知ることが出来た」、「今回の評価をもとにしてマニュアルを改め、日々の作業を変えていきたい」、「資料をちゃんとまとめ、記入すべき箇所はちゃんと書くことが大事であることを学んだ」などの積極的な声が聞かれました。
普及センターでは遠別農業高校の生徒がGAPに取り組む上で、マニュアルの重要性や食品安全、農作業安全に対して主体的に学べるよう今後も支援していきます。
指摘事項について回答している様子
現場審査をしている様子
薬品庫前でラベルを確認
不適合項目の確認