北海道遠別農業高校では生徒がGAP(農業生産工程管理)を学び自ら実践することを目的として、平成元年からGAPに取り組んでいます。
今秋、実施されるGAPの認証取得のための審査に臨むにあたり、生産科学科の2年生20名に対してGAPの基礎について出前授業を行いました。
授業では効率よく農作業をするために農場施設周辺のマップを作成し「見える化」することに取り組み、熱中症の予防にはこまめに水分や塩分を補給することが大切であることを説明しました。熱心にプリントに書き込む様子が見られ、授業後「基礎についてはおおよそ理解できた」といった感想が多く聞かれ、GAPへの理解が深まったことが感じられました。
普及センターは生徒たちがGAPについての理解が進み、自発的にGAPに取り組む意識が向上するよう引き続き支援していきます。
出前授業の様子
生徒がマップを作成している様子