食品衛生法の改正に伴い、農畜産物を加工販売する個人やグループには、新たな法律に基づいた対応が求められています。そこで、普及センターでは高付加価値化志向者および実践者を対象に営業許可や衛生管理などの知識の習得や実践に向けた支援を行っています。
このたび、留萌保健所職員と連携し、留萌管内で高付加価値化に取り組む農業者を対象に「営業許可制度の改正点や HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」について研修会を開催しました。
研修会では食品等事業者団体が作成した業種別手引書を参考にした衛生管理計画と衛生管理記録の作成や正しい手洗い方法の演習も行いました。参加者からは「営業許可と営業届の違いは?」、「臨時営業の場合、衛生管理計画・実施記録書は必要なの?」など多くの質問が出されました。
今後も普及センターでは留萌管内の高付加価値化に取組む農業者への支援を行っていきます。
普及センター所長より開会のあいさつ
「地域が元気になる活動につなげていってほしい」
保健所職員より衛生管理計画と
衛生管理記録の作成方法を説明
3年ぶりに高付加価値化研修会の開催
参加者からは多くの質問が出されました
衛生管理の基本「正しい手洗い方法」
試薬を用い、汚れの落ち具合を確認