10月12日に重点地区である増毛町別苅地区において基盤整備後の水稲安定栽培を目的とした、水田の土壌断面調査現地研修会を開催しました。
土壌断面調査は3筆で行い、水田に60㎝程度の穴を掘りました。層の厚さや土壌の色、鉄分の含有量、粘土・砂の混ざり具合の違いや土壌改良の方法について、上川農業試験場の研究員から説明を受けました。
参加者からは、「土壌の色の違いが排水性や地力と関係があることを理解した」、「具体的な土壌改良の方法が分かった」、「水稲の生育が不安定な原因と対策が明快で府に落ちた」などの意見が出て、土壌改良に対する関心が高いことが伺える研修会となりました。
土壌の断面を観察するために、水田に穴を掘ったところ
研究員から土壌の違いについて、説明を受けている様子