留萌管内4Hクラブ連絡協議会では、毎年冬に地場産の農産物を活用した加工研修を行い、高付加価値化の手法について学んでいます。
今年は、遠別農業高校の生徒を講師に、遠別町の伝統菓子「花団子」を作りました。まずは、女性農業者グループ「花の里」による製造工程を動画で確認し、その後実習にとりかかりました。講師より「その日の気温で加えるお湯の量が変わる」等説明を受けながら、青年達が交代で作業を行いました。また、作業の合間に、振興局より花団子の歴史について説明されました。
水分を調整しつつ生地をこねるのに苦労しながらも、無事に完成しました。「初めて食べたが、甘さ控えめで美味しい」、「米粉の活用を検討するのも面白そう」「誰にも継承されないのは寂しい」といった声がありました。伝統ある「花団子」の作り方が継承された有意義な研修会となりました。
生地作成中
切り分け中