河川水濁度調査
河 川 水 濁 度 調 査
1 河川水濁度調査の目的
河川水の「濁り」の調査及び調査データの公表を通じて、森林機能や森林施業への道民理解を促進するとともに、海域を含めた流域環境の保全に資するのを目的とします。
2 「濁度」とは
濁度とは、「濁りの程度」を示します。濁りの原因物質は、粘土質粒子、有機物の破片、鉱物性繊維状物質があります。
本調査では、濁度をN TU(Nephelometric Turbidity Unit)という単位で計測します。この数値が大きいほど、強く濁っている状態です。濁度は融雪時や降雨量が多いときなど、河川の増水時に高くなる傾向があります。
一般的な濁度(NTU)の値は次のとおりです。
○ 降雨がない場合 10NTU以下
○ 降雨がある場合 700NTU以下
3 調査対象河川
令和4年度に調査地を見直し、整備管理計画の前期5カ年間に、道有林留萌管理区で伐採計画のある流域から選定しました。
4 調査方法
・測定項目 : 濁度。
・測定箇所 : 対象河川内に数カ所の測定地を定め、定点観測とします。
・測定時期 : 降雨時及び無降雨時に測定します。(積雪時期除く)
・測定機材 : 携帯用濁度計(ハック社製携帯用NI2100P型濁度計)
・関連情報 : 土地の種類別面積(流域面積)、降水量(気象庁の日データ)
5 調査箇所及び調査結果(PDF)
・調査箇所位置図(1/10,000)及び河川水濁度状況はこちら (PDF)
令和5年度調査
調査河川/調査月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
温寧川 |
6/9 | 7/10 | 8/22 | 9/5 | 10/6 |
6 オープンデータポータル
過去の調査結果は北海道オープンデータポータルに掲載しています。