河川水濁度調査
河川水濁度調査の目的
河川水の「濁り」の調査及び調査データの公表を通じて、森林機能や森林施業への道民理解の促進を図るとともに、海域を含めた流域環境の保全に資することを目的とします。
濁度とは
濁度とは、「濁りの程度」を示します。濁度の原因物質は、粘土質粒子、有機物の破片、鉱物性繊維状物質があります。
本調査では、濁度をNTU(Nephelometric Turbidity Unit)という単位で計測します。この数値が大きいほど、強く濁っている状態です。濁度は、融雪時や降雨量が多いときなど、河川の増水時に高くなる傾向があります。
一般的な濁度(NTU)の値は次のとおりです。
- 降雨がない場合:10NTU以下
- 降雨がある場合:700NTU以下
調査対象河川
令和4年度に調査地を見直し、整備管理計画の前期5カ年間に、道有林留萌管理区で伐採計画のある流域から選定しました。
調査方法
- 測定項目:濁度
- 測定箇所:対象河川内に数カ所の測定地を定め、定点観測とします。
- 測定時期:降雨時及び無降雨時に測定します。(積雪時期を除く)
- 測定機材:携帯用濁度計(ハック社製携帯用NI2100P型濁度計)
- 関連情報:土地の種類別面積(流域面積)、降水量(気象庁の日データ)
調査箇所及び調査結果(PDF)
令和6年度調査
オープンデータポータル
過去の調査結果は北海道オープンデータポータルに掲載しています。