河川・ダム事業について

事業内容

河川事業では、河川整備計画流域懇談会を開催し、住民や専門家の意見を広く聴きながら、①治水(流域を水害から守る)、②利水(水を利用し地域の発展を支える)、③環境(多くの生き物が棲める豊かな河川空間の保全)の3つの視点をもって河川整備計画を策定し、事業を進めています。

河川の整備と治水安全度の向上

有明ダム(初山別村)

施設の老朽化に伴い平成24年度から堰堤改良の設計調査に着手し、ゲートレス化を行い出水時等のダム管理の合理化等を図るとともに、貯水池の堆砂対策を検討しており、工事については、平成29年度から実施しています。令和3年10月29日よりネーミングライツにより愛称が「第一カッター有明ダム」となりました。

有明ダム

古丹別川(苫前町)

古丹別川では豪雨により、平成26年8月に家屋1戸と農地約38ha、平成28年には家屋1戸と農地約47haにおよぶ甚大な氾濫被害が発生しました。平成30年度より、被害の再発防止として上流15.1㎞区間において、治水安全度の向上を目的とした遊水地を含む治水対策に着手しております。平成31年度からは、浸水被害早期防止と軽減を図るため、大規模特定河川事業に着手し、集中的な整備を行っております。当該事業により、家屋23戸と農地191haの浸水被害を解消し、安全を保持します。

古丹別川

多自然川づくりの展開

小平蘂川(小平町)

昭和63年の大氾濫を契機に、小平ダムの完成と相まって災害に強い安全な地域づくりを目指し整備を進めました。
また、多様な動植物が育めるように、河岸に石や木など自然の材料を使用した水制工の施工や早急な植生回復を目的とした玉石柳枝工などの多自然工法も取り入れ平成21年度に完成しました。

多自然川づくりの展開

地域参加による川づくり

河川整備を進める区間について、河川工事、河川維持、河川環境の整備と保全等に関して、地域住民や生態学などの学識経験者を交えた河川整備計画流域懇談会などを開催し、地域の意見を反映させた河川整備計画を策定しています。

地域参加の川づくり

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留萌建設管理部のカテゴリ

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