留萌農業改良普及センター南留萌支所では、増毛町別苅地区の農業者を対象にした重点地区懇談会「別苅クラブ」を開催しました。
当日は、農業者7名、関係機関2名が参加し、令和5年度の活動報告と令和6年度の普及計画について協議しました。主な内容は、①土壌断面調査結果と今後の水稲栽培②労働軽減対策に向けた新技術の紹介と提案③令和6年度の水稲新技術についてです。
農業者より、「土壌の種類に応じた排水対策や有機質肥料を用いた土づくりの重要性」、「水稲栽培における全自動田植機やドローンを用いた省力化技術」、「水稲栽培の省力化に向けた新規除草剤の提案」、「えみまる」における湛水直播栽培の窒素施肥技術」等について理解が深まったとの声をいただきました。
関係機関から、「これから水稲の直播栽培は規模拡大が進む中で必要な技術で、直播品種である「えみまる」は作付面積が増えていくと思う」という将来の水稲栽培に前向きな意見が出されました。
土壌断面調査結果について説明