北海道遠別農業高校は2019年からASIAGAPに取り組んでおり、今回は米(籾)、ばれいしょ、たまねぎの3品目の更新審査を受けました。普及センターは事前に書類確認などの支援を行い、当日の審査に立会しました。
2日にわたる審査では生産科学科の3年生11名が、審査員による質問の応対を行いました。書類審査はマニュアル、作業記録などの関係書類について、整備状況やリスク評価について説明が求められました。また、現場審査では選果場での包装作業、農薬や燃料の保管状況などが審査され、無事に更新審査を終えました。
普及センターは生徒が今後もGAPに取り組むことで、食品安全や農作業安全に対する意識が向上し、持続可能な農業の定着に繋がるよう支援していきます。
生徒を代表して2名の生徒が、審査員の質問に答えている様子
代表以外の生徒達が、スマホを見ながらASIAGAPの基準書を確認している様子
薬品庫を開放し、安全に農薬が保管されていることが確認された
馬鈴薯の袋詰め作業が審査され、食品の安全性が確認された