留萌道有林の歴史

 

 

留萌道有林の歴史


 

留萌道有林の歴史

道有林は「北海道有林野」の略称で、北海道が所有し、整備・管理を行っている森林のことです。面積は約61万ヘクタールあり、これは、茨城県とほぼ同じ広さで、北海道の土地面積の約8%、森林面積の約11%を占めています。
明治39年(1906年)に林業経営の模範を示し、道財政を援助する目的で、国から「模範林」が譲与されました。
また、明治44年(1911年)から大正11年(1922年)までの間に、市町村財政へ寄与する目的で「公有林」が国から譲与されています。これら模範林と公有林を合わせて創設されたのが道有林です。

一方、留萌の道有林は、大正11年3月(1922年)国から「公有林」として増毛、留萌、苫前3郡にわたる林野27,501町歩余(約27,274ha)が譲与されました。

道有林は、木材供給や森林の整備などを通じて、地域振興に寄与してきました。近年は、森林の様々なはたらきが注目される中、道有林も地域の環境を守り、森林レクリェーションの場として利用されるなど、道民にとって大切な「共通財産」としての役割を担っています。
現在、道有林は13の「管理区」と呼ばれる単位に分けられ、総合振興局(振興局)の13の森林室で管理を行っています。

 

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道有林は、平成18年に創設100周年を迎えました。これを機会に、道有林留萌管理区における「森林の歴史」などについて紹介します。

 項目  掲載内容
増毛山道の歴史 増毛町大別苅~浜益町幌(現石狩市浜益区幌)の間を結ぶ山道
古丹別実験林  古丹別実験林概要、設定経緯、施業経過等

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