特殊詐欺とは、電話やメールなどにより被害者と対面することなく被害者を信頼させ、指定した預貯金口座への金銭の振り込みや、その他の手段によって、不特定多数の者から現金をだまし取る犯罪の総称です。
たとえば、「オレオレ詐欺」や「架空料金請求詐欺」なども特殊詐欺のひとつとなります。
今回は、留萌管内をはじめ全道で発生している、「架空料金請求詐欺」の事例をご紹介します。
ケース1:パソコンやスマホに「ウイルスに感染した」と表示される
★☆手口☆★
1.ウェブサイト閲覧中に「ウイルスに感染した」などの警告画面と電話番号等が表示
2.電話をかける
3.ウイルスを除去するための費用を電子マネーで支払うように要求
★☆対策☆★
・警告画面が表示されても、慌てずに電話しない
・警告画面が消えない場合は、パソコンやスマホを再起動させる
ケース2:NTTファイナンス・KDDIなどの業者をかたる
★☆手口☆★
1.携帯電話やスマホなどに業者をかたった者からメール(ショートメール含む)が届く
2.メールに書かれている連絡先に連絡する
3.業者をかたる者から「未納料金が発生しています」などと言われ、料金分を電子マネーなどでの支払うよう、要求される
※電子マネーの番号を教えるよう要求されることも!
★☆対策☆★
・「電子マネーで料金を支払え」「電子マネーの番号を教えろ」は「詐欺」という認識を持つ
・身に覚えのない料金請求は、警察署に相談する